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翡翠の太陽が

世界のどこかで輝いている

 

 

私は絵画と詩を通して制作を行なっています。それぞれを作る動機は独立していますが、2種類の表現を行い、その境界線を横断することで、原初的な景色を描きたいと考えています。コンセプトの詩に登場する翡翠の太陽は、世界が誕生した最初の瞬間に卵から生まれてきた、フィクショナルな太陽です。絵画の制作において、私は海や山、島にリサーチに行き、そこにある景色を拾いあげます。人間が体験する風景はそれぞれの瞬間が固有なもので、私自身にしか描けないものを描きたいと思います。ドローイングや写真によって拾いあげた景色は別の色彩を帯びます。それは、翡翠の太陽が輝く世界と繋がっています。

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